独立するならどういうスタイルで仕事をするのか?
一度は考えておきたいものです。
独立するときの戸惑い
組織から抜けるなら、「独立する」が選択肢になります。
独立するとそれまでの組織の中の1人から単なるひとりになるわけです。
そして、組織なら誰かがやってくれることも、ひとりでやることになります。
そんなわけで独立当初は、環境の大きな変化に戸惑うこともあるかもしれません。
でも、勤務する立場から、自分を商品として、売る立場に変わるわけなので、戸惑いもある意味当たり前です。
戸惑いを抱えているときは、自分自身も変わろうとしているとき。
先がわからないだけに楽しみな部分でもあります。そして、この気持ちは今でも持ち続けています。
「組織」と「ひとり」 どっちを選ぶ?
独立するなら、考えておきたいのは自分はどういう道を進むかということ。
実は私自身、独立したときにはブレていました。(なんとなく人を雇いたいとは思わなかったのですが・・・)
いろいろ試行錯誤があって、現在の「ひとり」というポジションを見つけました。
私自身はこの道を見つけるのに1年かかっています。
組織の道を行くか?、それともひとりの道を行くか?
特徴としては、組織の強みが人を採用することでの「拡大」「マンパワー」だとしたら、ひとりの最大の特徴は「選べる」ことです。
例えば、次のような項目で比較をしてみます。
- 場所
- ソフト
- PC
- 休み
- 仕事
- 時間
場所
組織なら仕事場所は事務所が前提。在宅勤務という言葉がありますが、現実「自宅で」というのはまだまだ少ないでしょう。
一方でひとりしごとなら、仕事する場所は選びません。
なんなら事務所を借りなくても問題ないわけです。
税務ソフト・PC
税理士で言えば、税務ソフトやPCです。
組織ならソフトやPCは事務所で全員共通。自分だけMacで・・・ってのは難しいでしょうね。
ひとりであれば、明日からsurfaceに、Macにということが簡単にできます。
税務ソフトについては、独立3年目ですが、軌道修正して変えています。
ひとりである私は自分で決めれば決定事項になります。反対派はいません。
休み
組織なら休みは基本的に土日。
平日の空いてる時間で髪をカットに行くのは、有給を使わないとキビシイでしょう。
ひとりであれば、やることさえやっていれば、これは自由です。
独立してから今まで基本は土日休みにしています。
さらに、平日に旅行に行くなどといったことができるのもその魅力です。
明後日から旅に出る予定です。
どちらがいいか?ということではなく、どちらが自分にあっているかということです。
そして、私はひとりを選んだわけです。
ひとりの弱点をIT、ネットを使ってカバーする
組織であれば、スタッフがいるので仕事の量が多くても、カバーできます。
ひとりしごとなら、スタッフがいないわけですから、ここの対策を考える必要があります。
それをカバーする意味でも、ITやネットを使うことは欠かせません。
例えば、こんなことがあるわけです。いわゆる処理です。
- 郵送
- 経理
- 申告
- 振込
これを1つずつ手作業でやっていたら、時間は足りません。
独立してから自分の仕事を効率化する意味でも、できるだけネットでやる方法を探すようになりました。
郵便を出すならWeb郵便を使い、申告はもちろん電子申告。
振込や納税はネットバンクやクレジットカードで。
これで郵便を出す時間、銀行に行く時間を減らしています。
そのスキマ時間で、読書したり、ブログを書いたりと自分のこともできます。
これも自分としては、重視している点です。
独立して時間の使い方はより考えるようになりました。
時間を考えても、独立するなら、特にひとりしごとをするには、ITやネットの利用は欠かせないものです。
ひとりしごとをするなら、ITやネットの利用を検討してみましょう。
【編集後記】
昨日は1日オフ。久しぶりに栄・丸の内方面に行きました。ビジネス街になると飲食店はほとんどやっていません。地域性があって面白いなと、普通なら日曜日は営業でしょうから。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
やよい軒