クラウド会計で会計入力が楽になったことは間違いありません。
でも、クラウド会計と言えども、完璧ではありません。足りない部分は人がフォローすることが必要です。
クラウド会計は確かに便利だけど
クラウド会計の強みの1つはデータ連携ができること。
預金や請求書、経費、クレジットカードに止まらず、Suica、QUICPayなどの電子マネー、Amazon、アスクル、楽天ペイ、レジそしてスタバと数多くの取引データを連携できます。
そのデータを活かすため、仕訳をコテコテの簿記の世界にないような自動連携に合う仕訳に変えることもときには必要。
確かに会計処理は楽になったと言えます。
実際、お客様からも使いやすいという声がありますし。
じゃあ、このクラウド会計があれば、会計処理は連携以外の仕訳を入力するだけでいいか?
クラウド会計の仕訳はそのまま全面的に信頼しておけばいいのか?
私なりの回答としては、クラウド会計の連携だけでは足りないという結論です。
クラウド会計でもわからないこと
そのクラウド会計、同じ取引でも現状、中身までは判断できません。
最終的には、人の判断が必要になります。
例えば、次のようなものがあります。MFで2つの取引を見てみます。
モバイルSuicaで決済
モバイルSuicaで決済すると、電車代以外の場合、(例えばモノを買ったとか)連携されたときに、「物販」と表示されます。
でもモバイルSuicaでそのようなものを使った覚えはありませんけどね。
確認すると、これは駐車場代でした。これですね。
ということで、これは旅費交通費で処理します。これは仕事で使ったので経費です。
まぁ、個人の場合、経費科目なら影響はないのですが、実績を見たいのでキッチリ分けます。
スタバで打ち合わせ?
今度はスタバカードと連携したデータです。(登録前のスクリーンショットを忘れました。)
やっぱり仕事をした覚えはありません。
実は、先日スタバのドライブスルーを初体験。ドライブに行く前に立ち寄りました。
これがその動かぬ証拠です。(笑)
初めて体験して、そのあとにブログネタにしようと思い、「しまった・・・」と2日連続で行きました。
基本、土日は仕事をしないので、この会議費は間違いなわけです。ということで事業主貸で処理します。
これを日曜日に打ち合わせで使ったって言えば、普通に通るでしょうね。
でも、それをやると経理は成り立たなくなります。
数字が正しくないと毎日経理も意味がないですし、利益も意味がないものとなり喜べません。
こうしてみると、クラウド会計を扱うのにはどうやら理性も必要なようです。
これが会議費か事業主か?知っているのは自分だけですから。
クラウド会計でも人の判断は必要
クラウド会計は、データ連携だけでなく、Macでも使えるなどメリットは大きいです。
ただ、クラウド会計といえども、連携データが正しいかどうかの判断、そして経費になるかならないかは、現状、人がするしかありません。
そして、連携をしても、それ以外に足りない仕訳もたくさんあります。
それらを反映させながら、数字を見ていくことが大事です。
ただ私自身クラウド会計を1年以上使ってみて、毎日の経理がやりやすくなりましたし、負担が少なくなったのは事実です。
体験期間もあるので、使ったことがなければ一度は体験してみるのもおすすめです。
【編集後記】
昨日は1日オフ。妻と子供たちと岡崎のカクキューに工場見学へ。江戸時代からの会社で珍しい合資会社。合資会社、相続対策でも使われるけど・・・。味噌工場だけに味噌煮込みと味噌焼きカレーおいしかったです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
岡崎カクキュー 子どもと工場見学
岡崎カクキュー八丁村
松蔵ポテト ポテコロ
コーヒービーン&ティーリーフ イオンモール岡崎店
コーヒービーン&ティーリーフ アルティメット モカ アイスブレンディット