毎年各地で開催される確定申告無料相談会。
ひとことで言えば「長い」。そんな相談会をスマートに手続きするために準備おきたいことがあります。
確定申告無料相談会は満員御礼
毎年、各地で開催される確定申告の無料相談会。
税理士も受付担当として毎年1回は参加することになっています。
一言で言えば、「長い・・・。」
会場に行ってから、終わるまでにそれなりに時間がかかります。
それでも。できるだけ早く終わらせるためには、どうしたらいいか?
これを受付担当としての立場からまとめてみました。
内容は、私がこれまで担当した会場での経験談です。地域により異なる場合があります。
早く終わらせたいなら準備しておきたいあれこれ
会場に入ってからすぐに対応してもらえるわけじゃありません。
資料を記入しながら自分の番を待って、それから相談員に対応してもらうわけなので、どうしても時間はかかるわけです。
それでも早く終わらせるためにやっておきたいポイントがあります。
それを個人的な見解で3つにまとめてみました。
損益計算書は完成させておく
相談会場に行くのであれば、やっておきたいのは損益計算書を作っておくこと。
当たり前のことではあるものの、損益計算書を作っていない人が意外と多い。
相談会場では、損益計算書については、完成させてもらったものを受け付けることになってます。
そのため、何も書いていない、きちんと計算されていない場合には、「まず、ご記入をお願いします。」
なんて、言われて時間延長は必須。
そうならないように、事前に損益計算書の作成はしておきましょう。
利用者識別番号は持参する
利用者識別番号? ん、なにそれ??
まぁ、あまり聞きなれませんが、電子申告をするときに利用する16桁の番号です。
過去に電子申告での確定申告をしていれば、発行されています。(初めてのかたは発行されてません。)
毎年ハガキで自宅に届くものを持参するか、過去に発行してもらったときにもらった紙を持参するかです。
この利用者識別番号があれば、毎回、住所の入力などをする必要がありません。
受付する側から見ても、間違いなく利用者識別番号があったほうが終わるのは早いです。
前年の確定申告書の控えを持って行く
相談会に参加して、目の前の税理士や役所の方にパソコンで申告処理をお願いするとしても、あなたのすべてを知っているわけじゃありません。
受付ける側からしてみれば、前年の確定申告書の控えを見ることで、どんな収入構成か、どんな家族構成かをだいたい把握できます。
それに今年変わったことを追加で話せば、話は早いです。
去年の確定申告書は是非持っていきましょう。
相談会に何時頃行く? 午後2時頃は意外に穴場?
相談会場は9時30分から16時まで。
今回も会場に9時頃に到着しましたが、会場前を超えて階段までずっと行列ができていました。
それはまるで、ドラクエを買うために並んでいるかのよう。(笑)
朝から行列。でも空いている時間も当然あるわけです。
私の肌感としては、午後2時前後になると比較的空いている印象です。
お昼休憩を挟んで、ちょっと落ち着いたくらいのこの頃は意外に狙い目。
一方で、おすすめしない日程は、相談会の開催期間の終了直前。
やっぱり駆け込みで来る人は少なからずいます。
早め早めがいいことは間違いないでしょう。
混んでいる時間をできるだけ避けて、サッと資料が出せるような準備ができていれば、早めに終わらせることができるでしょう。
一度は無料相談会に参加してみて、そこでのやり方を見て、疑問点を解消し来年からは自分で確定申告してみるというのもおすすめです。
カードリーダーは必要になるものの、それ以上に待つ時間はなくなるというメリットが大きいですから。
【編集後記】
昨日は長女(9)の習っている踊りの発表会を見に行ってきました。たくさんの人の見ている前なので、若干緊張もあったようですが、他のお友達と一緒に頑張って踊っていました。どうやら、今回で引退するようですけど。(笑)
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
イタリヤ食堂パステル