確定申告書をPCで作成するなら、「確定申告書等作成コーナー」がおすすめです。
無料なのに使いやすい。毎年改善されて素晴らしいです。どこぞの○Ltaxとはえらい違いです。
確定申告書まだ手書きしているの??
「確定申告書作るの大変だわ〜。」
うん、うん。確かに確定申告するにはそれなりにパワーが必要。
でも、その確定申告書、どうやって作っていますか?
「て、手書きっすか・・・??」
今や確定申告書は、PCを使えばかなり楽に作れるようになってきました。
特に国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」は無料。でも操作性にとっても優れています。
手書きは捨てて、PCで確定申告をしてみましょう。
手書きの道を選ぶことで大損する3つの理由
手書きの道を進んでいるあなたは、大きな損をしています。
手書きだと、時間もかかるし、次のようなことでけっこうな体力を使います。
(その1)書き直しが大変! 1つ間違えたら大騒ぎ(汗)
手書きすると何が大変かって、集計や転記。
「あ、これ間違えてた。」
いったん確定申告書を作成しても、見直しをしてみると、たいてい1つや2つはミスがあるものです。
ある経費を修正すると、経費計、差引金額、青色申告特別控除前の所得金額、所得金額、確定申告書の所得・・・と、ぜ〜んぶ書き直し。
消しゴムで消していたら、「あ、破れた・・・」なんてことも。
そうなると、もう途中で「やーめた。」とさじを投げたくもなります。
私が手書きしていたなら、途中でさじを投げる自信がありますけどね。(笑)
でも、PCで確定申告書を作っていれば、1つ修正しても、集計は自動でやってくれます。
結果、イラっとすることなく確定申告書を作れています。
(その2)減価償却費の計算が超絶ややこしい
確定申告書を作るときの最大の難所は減価償却の明細。
もともと、減価償却費はハードルが高かったのに、最近また改正があってハードルは上がるばかり。
まず、手書きで減価償却費の計算。
で、減価償却費を計算できた〜と思ったら、さらに事業割合をまたかけて。
さらに、さらに期末残高が翌年の期首残高になって、減価償却費を計算して・・・。
これ書いてるだけでも、ややこしくなってきます。(汗)
定率法で計算していれば、途中から計算方法変わるし。
もはや手書きでずっとやり続けるなんて私には無理です。
PCなら一度減価償却資産を登録しておけば、減価償却費は自動計算。
前年のデータを読み込みすれば、前年の簿価の引き継ぎも自動です。
変更するのは、利用月数くらいのものです。
(その3)年々パワーアップする無料ソフト 使わない手はない
「確定申告書等作成コーナー」毎年使いやすくなっています。
ふるさと納税なんかもほとんど迷うことなく入力できますし、
今年から変わる医療費控除も手書きなら「よくわからん」という部分も、このガイドに沿っていけば、結構できちゃいます。
あ、医療費通知は・・・。^^;
さらに中間納付額があれば、自動で表示されるのはスーパーです。
これは会計事務所で使っている申告ソフトにもないんじゃないかなと。(私の知る限り)
まさに国のおスミつきソフトだからこそ。
ここまで整うと、もう手書きを続けるのは時間を失うだけです。
会計事務所用の所得税のソフトも買う必要ないですね。
まぁ、もう買っていませんけど・・・。
電子申告一択の時代はそこまで来ている
「確定申告書等作成コーナー」を使うべきなのは、ここまで説明したとおりですが、さらに紙で印刷しての提出ではなく電子申告での提出を目指しましょう。
というのも、税制の変更で平成32年からこれまでの青色申告特別控除を65万円→55万円となり、e-taxで電子申告をしているなどの場合には+10万円して、65万円とするルールに変更される予定になっているからです。
貸借対照表をつくって、さらに下記の両方をクリアして初めて65万円控除に
- 青色申告特別控除を65万円→55万円に
- e-taxで電子申告をしているなどの場合に特別控除+10万円
電子帳簿か電子申告のどちらかクリアで特別控除が+10万円
電子帳簿よりも敷居が低いのはe-taxによる電子申告。
そうなれば、「確定申告書等作成コーナー」に対応できるように準備しておくべきですし、棚上げしていたあのマイナンバーカードの取得もいよいよ視野に入ってきます。
これまで手書きで確定申告していたのなら、今のうちからPCでの確定申告に対応できるようにしていきましょう。
→ 「確定申告書等作成コーナー 」
【編集後記】
昨日はお客様訪問。友人がベトナムに戻るので食事とスタバでお茶をしました。なんでもベトナムの定期預金の金利は12%とか。日本とはかけ離れた世界です。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
スタバ さくらストロベリーピンクもちフラペチーノ
スシロー知立店