自分の中で変わったなぁと感じているのは、暗記をしなくなったということ。
覚えないかわりにやっているのは、思いついたらすぐメモをすることです。
覚えていないと戦えないのが試験だけど
試験で問われるのは、暗記する、覚える力。
多くの試験では、テキストを見て受験するなんてことはできません。
それだけに、たくさんのことを頭に入れて受験しないといけない。
私の場合で言うと、税理士試験を受験していました。
そして、ここで問われたのもやっぱり覚える力。
合格するために、できるだけたくさんの条文を暗記して、本試験では、その中から必要な条文を頭から引き出して、回答しないといけません。
この条文1つ1つを覚えるというのが大変で、何も見ないで書けるようになるのにけっこうな時間が必要です。
受験している時には、「へぇ〜。人間の脳でここまで覚えることができるなんて・・・。」と勉強しながら驚いていたものです。
そして競争試験だけに条文は「忘れちゃいけない」が大前提でした。
調べて、回答するって方が実務にはあっている気がするんですけどね。
「覚える」から「忘れる」へ
一方で、税理士試験と違って、仕事では「覚える」ってことはあまりありません。(私の場合は)
試験と違って、テキストを見てはいけないという世界じゃないですし、わからないことがあれば、書籍やネットで調べることだってできます。
また、毎日仕事していたり、読書をする、外に出るなど行動していれば、何かしらの気づきだったり、「これやらないと。」というようなことが出てきます。
でも、「覚える」に頼ろうとすると、覚え続けていることはかなり難しいです。
翌日はもちろん、3ヶ月後、1年後にも変わらず記憶できていればいいのでしょうけど、まぁ、私には無理です。(笑)
そうだとしても、「あ、これは・・・。」というようなことあれば、あとで思い出せる仕組みは必要。
(手帳は過去何度かチャレンジしたものの、まったく合わず。)
そうした中、今使っているのが、Evernoteを使ったメモ。
iPhoneやPCまでどこからでもメモできて、すぐに連携できるのがよくて、毎日触っています。
私にとっては、手帳よりはるかに楽で簡単。
iPhoneでは、Fastever2というアプリを使って、すぐメモして、そのあとは忘れてもいいという状態に。
で、それを翌朝、PCのEvernoteで確認、記録しています。
同時に新しいタスクがあれば、やるべきタスクとして追加します。
ネットの記事でメモしたいものがあれば、web clipperを使ってメモすることができます。
ずっと「覚える」という環境にいた私が、今やっているのは「いったん忘れてみる」ということ
メモしておけば、一度忘れても検索すれば、メモを見つけることもできますし、そのメモを見れば思い出せます。
思いついたアイデアを失わないように
パッとアイデアが浮かぶことがあります。
それも車を運転していたり、風呂に入っているときなど、意外に机に向かっていない時の方が多かったりします。
「おっ、これいいかも。覚えとこ。」と言って記憶に頼って放置していると、ちょっと時間が経っただけなのに「わ、忘れた・・・あれ、何だったっけ??」となってしまうことも少なくありません。(汗)
私もこの経験、何度もしました。
なので、アイデアも思いついたらすぐにメモをして、いったんは忘れてもいいようにしています。
後でEvernoteを見ればわかるように。
今、このブログを書きつつ席を立ったときに、ふとネタを思いついたので、忘れないようにサッとメモしたところです。
必要としたのは時間にしてわずか20秒のことです。
こんな感じで「覚える」に頼るのをやめています。
「とりあえずメモしておけば、忘れちゃっても大丈夫。」そんな習慣にしてみるのもおすすめです。
【編集後記】
昨日は1日オフ。ブログを書いたり、子どもと遊んだりゆっくりとしていました。Netflixで聖闘士星矢のハーデス編を見ました。過去に単行本で読んだ時には、ストーリーがよくわからなかったのですが、今回映像で見たことでようやく話が見えて楽しめました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
Netflix