経理をラクに変える1つのコツは、めんどくさいと感じるかどうかと思っています。
めんどくさいと思わないと変えようと思わないからです。
めんどくさい経理
めんどくさいと思われる傾向が強い経理。
- 預金の入力がめんどくさい
- 領収書の入力がめんどくさい
- クレジットカード払いの経理がめんどくさい
こんな感じでめんどくさいことは山ほどあります。
正直、私もこれを全部入力するというなら、めんどくさい・・・。
めんどくさいというと、マイナスなイメージで捉えられがちですが、めんどくさいと思えないと「変えなきゃ」、「変えたい」とは思えません。
このめんどくさいと思えるかどうかが大事だと思っています。
めんどくさいを減らす
経理はめんどくさいものの、税金のためだけじゃなく、数字を見てどう行動するかを決めるためにも大事なことです。
やらなきゃいけないことなら、このめんどくさいことを減らすようにします。
預金の入力がめんどくさい
預金の仕訳を通帳を見ながら入力するというのでは大変ですし、残高が合わないと「どこだろ?どこだろ?」と探すのにも時間がかかります。
ネットバンクを使えるようにして、取引データを集めるようにすれば、「残高があわない」ということはなくなります。
また、振込みや税金の支払いもネットでできるようになるため、銀行に行って並ぶ時間もなくなります。
よく不安に思われるのは、セキュリティのこと。
100%安全とは言い切れませんが、毎回変わるワンタイムパスワードを使っている銀行も多く、よっぽど安全でしょう。
むしろ、導入すると時間的な効果は相当高くなります。
もし、ネットバンクの手数料がかかったとしても、導入する価値はあります。
領収書の入力がめんどくさい
領収書をゼロにできれば、言うことありませんが、現金のみのお店もあり現実的には難しいです。
でも現金取引をできるだけ減らすことは可能です。
現金で支払うところで、クレジットカードを使ってみる、電子マネーを使ってみるといったことで現金取引を減らすことができます。
初めて使うときはなれなくて「大丈夫かな??」と思うかもしれませんが、一度使ってみれば、そんなに難しいものではありません。
カード払いの経理がめんどくさい
クレジットカードは、紙で届く明細を待っていると、なかなか月次に反映できません。
そこで、クレジットカードの明細をデータで取得する方法を検討します。
ETCなどデータ取得に時間がある程度かかるものもありますが、カード払いの明細が届くのをいつまでも待っていることに比べれば、より精度の高い月次管理ができますし、データ連携で入力はなくなります。
ちなみに、クレジットカードはカード払いの明細だけがあってもダメで、購入したときの領収書は保存が必要です。
その他、入金管理で口座振替を使ってみるとか、売上は請求書ソフトでータ連携するなど、現在の取引をできるだけデータ化できないか考えてみることです。
それによって、「めんどくさい」は減るはずです。
数字を見る時間をつくる
大事なのは、めんどくさいと思った結果、減った処理の時間で数字を見ることです。
経理をするのは、自分のしごとが順調かどうか、問題がないかを数字で見るため。
数字で見るからこそわかることもあります。
税金の計算だけを目的にしてはいけません。もったいないです。
今の仕事を見直してみて、面倒だと思うものがないかを考えてみましょう。
めんどくさいものがあれば、その仕事はきっと楽にできる仕事のはずです。
【編集後記】
昨日は新規開拓したカフェでブログを。落ち着けていいところを見つけました。その後はお客様訪問。とあることがあって、今期どうしていくかを改めて検討しました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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