絶対にやめておきたいのが「不正な取引」
やってしまったが最後、大きなしっぺ返しを受けることになります。
不正な取引は絶対ダメ!ダメ!
「税金高いわ〜。」「もう少し安くしたいわ〜。」
そんな気持ちから、つい「この売上は外しちゃおう。」なんて気持ちを持ったなら、「ちょっと待った!」
そういうのは「不正な取引」といって、お天道様は許しても、税務署は許してくれません。
必ず白日の下に晒(さら)されることに。
ほら、よく新聞にも、「外注費水増しで脱税!」なんて。
不正なことは、考えずに真面目に申告しておくのが、結果的に得します。
ちなみに。不正な取引というのは、例えばこんなものです。
- 売上を意図的に抜いて少なく申告する
- 実際に取引のない外注費を経費にして申告する
- 存在しない従業員の人件費を経費にして申告する
それをやったが最後、大きなしっぺ返しを受けることになります。
逃げたくなる3つのしっぺ返しが待っている・・・
税金を払いたくない。そんな思いからやってしまう不正な取引。
じゃあ、そんな不正な取引をやってしまったら、どうなっちゃうのでしょうか?
(その1)1つの連絡から眠れない夜に
何も不正なことをしてなければ、税務調査では堂々と対応すればいいのです。
ところが、不正な取引をして、忘れた頃に税務署から税務調査の連絡が・・・。
「うわぁ〜、きっとあのことじゃないか??」(汗)
調査が来るその日まで、毎晩夢の中で追い詰められることに。
調査に来る前なのに、精神的にどんどん追い詰められること間違いなしです。
(その2)税務署のキビし〜い追求
税務調査では、不正な取引を事前に察知して、狙い撃ちで来ることもよくよくあります。
不正な取引であった場合の税務署の追求度合いは厳しいものになることは間違いなしです。
通常の調査対象期間を超えて、5年どころか7年間調査されることも。
調査中も気が気じゃない!
「フツーにやっとけばよかった・・・。」
後でそう思っても、「もう、遅いねや・・・。」です。
(その3)待ち受ける重〜い罰金
最終的に不正取引がわかった場合、罰金も当然に重いものになってきます。
徹底して何年も調査された結果、本来支払うべき税金と、それにプラスしての大きな罰金を払うことに。
場合によっては、重加算税というとてつもなく重〜い罰金を払うことになります。
しかもこの罰金というのは、厄介なことに払っても、経費になりません。
結果、資金繰りも悪くなるわ、3〜4年後に税務調査来るわで、目も当てられません。
「もうお金ないっす・・・」
会計処理でしっかりとアピール
不正な取引をすると、なんとも残念な結末が待っています。
そうならないようにするためには、やっぱりきっちり経理すること。
- 売上を漏らさずにしっかり計上する
- 架空経費は計上しない
など、当たり前のことを普通にやっておけば、問題ありません。
もし税務調査があっても、「ちゃんと経理してますね。」、「不正はしそうもないね。」という印象を持ってもらうこともできます。
いきなり目の前に税金を突き付けられるから、ビックリするのであって、ある程度わかっていれば受け入れられるものです。
毎月、数字をしっかりチェックしておけば、事業の状況も把握でき、いくら節税して、いくら税金を支払うのかもある程度わかります。
できるだけ税金を払いたくないのは、私も同じですが、残念ながら?税金をある程度払わないと、お金が貯まっていかない仕組みになっているのがこの世の中。
その時の痛みはあるかもしれませんが、事業を続けていくなら越えていくべき壁。
適正な節税対策をした後で、その時の身の丈にあった税金をバシッと支払っておきましょう。
そうすれば、不正な取引のことは、違う世界のお話ということになります。
もちろん、私自身、不正取引をするような方とは、仕事を一切しないようにしているということは言うまでもありません。(笑)
【編集後記】
昨日はオフ。久しぶりにキャプテン翼の動画を見ました。何度見ても感動。普通ではあり得ないこともあるのですが(笑)、原作もアニメもやっぱり最高です。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ガリガリ君 白桃サワー