独立した後でもそれまでの経験は必ず活きてきます。
その中に何か強みもあるはずですし、独立した後のスタイルに反映させることもできます。
渡り鳥としての生活に終止符
独立。
辿り着くまでに何年か勤めて経験を積むことがほとんどでしょう。
ちなみに税理士として独立するなら、最低でも実務経験が2年必要です。
私の場合、サラリーマンから独立するまでにかかった期間は約20年。
独立するまでの期間としてはきっと長いのでしょう。度々、職を変えてきた、まるで渡り鳥です。
会社勤務を経て、税理士受験に専念、その後は会計事務所に2ヶ所勤務。
独立までに時間はかかりましたが、2年の実務経験だけですぐに独立ではなく、やはり会社員を経由したこの道でよかったと感じています。
これまでの経験が今も活きている
会社勤務と税理士は何の関係もないようですが、会社に勤務していた頃は経理も。
数字を扱うという意味では共通しています。
会社に入社するとき、そもそもは営業希望。
人生わからないものです。
その後、数字の大事さを知り、今はそれを強みにして生きています。
最初に経理に配属になっていなかったら、税理士にはなってなかったでしょう。
その後、子会社に出向。入力や決算、申告書の作成まで経理のすべてを1人で。
税理士受験で勉強していた時もこの申告書を作った経験が活きました。実務のイメージがもてるのはよかった。
そんなつながりもあります。
そして、会計事務所も2ヶ所を経験。
1つ目の事務所で基本的な仕事を学んで、相続税の仕事をやったのは、2箇所目の事務所です。
仮に2つめの事務所で相続税の仕事をやっていなかったら、相続税の仕事を積極的にやっていたかどうか。
そうした独立するまでの経験というのは、どれも活きています。
無駄な経験は何一つない
独立するまでに、経験したつらいことも独立後に活かせています。
会社員でいた頃、残業するのが普通で日が変わることも日常茶飯事。
その後、税理士試験を経験し、残業の少ない会計事務所を選びました。
会計事務所に勤務していた頃、日頃の残業が少なかったものの、確定申告時期の残業はあり。
そして、独立した今、それを踏まえて残業がキライな私は、確定申告時期でも残業をしないようになりました。
それぞれの経験が前提としてあるからこそ、比較がしてみて違うと思ったことは修正することができます。
経験は何一つとして無駄になりませんし、ネタにもなります。
自分の歩いてきた道に、今に活かせるものがあるはずです。それを見つけてみましょう。
【編集後記】
昨日は自分の確定申告を準備して、その後は株価評価の打合せ、ブログ更新などを。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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