セミナーを開催するなら、当日だけでなく、前準備も大事です。
限られた時間で、どのコンテンツを話すかを決める必要があり、これが結構難しいのです。
自主開催セミナーのよさ
人前で話をするというのは、主に独立してからやったことです。
独立前にも当時所属していたFPの勉強会でやったことがありますが、これもいつかの独立を想定してやってみたことです。
そして、独立後にも何回か人前で話をさせて頂く機会がありました。
その後も話す仕事をもう少し増やしていきたいと思い、自主開催セミナーも少しずつやっています。
自主開催セミナーは、当日だけでなく、告知や入金、受付完了メールといったことから、アフターまでやる必要があるのですが、これらのノウハウを学べることも大きな魅力です。
もちろん、どんな内容のセミナーをやるかも自分で決めることになります。
前準備にも大きな体験や学びがあるのが、自主開催セミナーです。
明後日は「相続をやらない税理士のための同族会社株式セミナー」というセミナーをやらせて頂く予定です。
自分なりに持った3つのこだわり
自主開催セミナーは、基本的にルールは自分でつくることになります。
今回、セミナーを自主開催するに当たって、自分なりにこだわったことがあります。
次のようなことです。
① 税理士対象のセミナー
これまでの自主開催セミナーに来て頂いた方は、ほとんどが税理士の方、あるいは税理士事務所勤務の方です。
話す内容から考えて、今回も同様にしました。
参加されるのは、アンテナが高い方ばかりです。
それ相当のプレッシャーもかかるのですが、レベルアップのためにも私にとってはこれがよかったりします。
自分にも提供できることがあるはずだと考えています。
ちなみに、今後もずっと税理士の方を対象とすることにこだわっている訳ではありません。
何か提供できるものがあれば…とは思っています。
② セミナーの時間
セミナーで話をする時間はどのくらいにするか、というのも考えなければいけません。
これまでやったのは、ほとんどが1時間程度です。
今回は本当に迷いましたが、これまでで一番最長の時間を話すことにしました。
やったことがないのであれば、やって経験値を積むだけのことです。最初は誰もやったことないのですから。
③ コンテンツのボリューム
話す時間に伴って、考えなければいけないのは、コンテンツのボリュームをどうするか?
時間が決まっている中で、どれだけのコンテンツにするかというのが悩ましい問題。
今回のネタである同族会社の株式のことは、話すべきことをあげれば、「これを話そう。あ、これも話をしたほうがいいな。」といくらでもネタがありキリがありません。
しかし、話すべきことをすべてカバーするのは、限られた時間では無理ですし、難しい内容は、かえって混乱をきたします。
ネタが多ければいいというものでもないでしょう。
セミナータイトルで来ていただきたい方を絞っているつもりです。
そして、毎回、できるだけ明日から使えそうなネタを出すようにしています。
自分なりのコンテンツで勝負
自分でセミナーをするに当たって、意識しているのは自分にしかできないセミナー内容にしたいということです。
ただ、税金のネタと言っても、それを説明をするだけのものはやりたくありません。
自分なりの資料、自分なりの話で伝えたいのです。もちろん経験もお話しする予定です。
それだけにセミナー資料にも力を入れています。
今の時点では、ベストのものを提供したいからです。
そうして資料を作成した結果、資料をつくるスキルや構成力も磨くことができます。
時間もかなりかかりますが、今は投資の時間と考えています。
セミナーの回数を増やすなら、資料に時間がかかるのは、修正しないといけないところなのかもしれませんけど…。
是非、オリジナルのコンテンツでセミナーやってみましょう。
私も明後日、全力で挑戦する予定です。
【編集後記】
昨日は午前中に株価評価を。午後からお客様訪問。J2復帰に向けて日曜日の昇格戦でグランパスも苦手ジェフに勝ってくましたが、もう1試合勝たないとJ1には復帰できず。なんとか今度の福岡戦にも勝利してJ1に復帰して欲しいものです。