何かを判断するときに持っておきたい考え方。
それは両面で考えてみるということです。
両面で考えてみる
片側だけ考えていると、あとで「しまった・・・。」となることがあります。
私はありました。まさに昨日のこと。
昨日のブログ、予定より時間がかかってしまって、気づいたら昼は子どもたちとあまり遊んであげられず。
夜に子どもたちと遊んだのですが、ちょっとしたらすぐに寝る時間になってしまい・・・。
予想以上に時間がかかってしまった結果、その分、子ども達と一緒に遊ぶ時間は少なくなってしまいました。
時間内に内容をまとめるスキル、その他もろもろをここで反省しておきます。(笑)
そんなこともあります。人間だから。えっ!?ないですか?(笑)
ま、まぁ、そんなわけで、改めて両面で考えることの大事さを身をもって感じたわけです。
そして、両面から考えてみるということ。これはいろんなケースで想定できることです。
利益とお金 「税金を払いたくない」という思いだけでは
数字を見るときにも、この両面で考えてみるということは必要です。
例えば、利益が結構出そうだなという場合、税金を払いたくないからと社員旅行に行ってみたり、交際費をたくさん使ったり・・・。
結果として利益は出なくて、税金も最低額の7万円だけ、とかなり少なくできたことで「税金を払わない」という目的は達成されたのかもしれません。
でも、「お金は?」というと旅行や飲み食いに使ってしまってほとんど残っていない・・・なんてことも。
「節税したい」という思い、片側だけを見ていたら、こういった結果がやってきます。
節税したいなら、余裕資金の範囲内で検討して、あとは税金を払っておけば、お金は7割は手もとに残るわけです。
「節税したい」だけでなく、「資金繰りは大丈夫か?」という面も、両面から気にしておかないとあとで困ってしまうことになります。
お金が手もとにないと事業できませんからね。
会社と個人 役員借入金を会社に入れすぎると
中小企業なら会社と個人、別人格と言っても、資金繰りは?といえば、結局経営者である社長が用立てないといけない。
資金繰りがキツイからと、会社に社長がお金を貸すっていう場面は普通にあります。
でも、何年も経って役員借入金がどんどん増えていくというその反面、社長の会社に対する貸付金はどんどん増えています。
貸付金は社長個人の相続財産になります。つまり相続税の対象になるということです。
だから社長が会社にお金を貸すなら、「その役員借入金をどうしていくのか?」
役員報酬から天引きして少しずつ返済してもらうとか、社長側からも見て対応策をよく考えておく必要があります。
判断するときには、両方の面から考えてみるようにしましょう。
目先のメリットだけにとらわれないことも大事なことです。
【編集後記】
昨日は1日オフ。台風がまた来ているとのことだったので、先週と同じように午前中のうちにジムに。午後外出しようと思っていましたが、ものすごい雨と風でしたので、自宅で大人しくブログを書いたり、夜は子どもと遊んで過ごしました。最近、長男(2)の肩車の要求が激しい・・・。だんだん重くなってるし。(汗)