勤務しているときも将来の独立のことは常に頭に置いておくべきです。
独立するまでにやれることも何かしらあるはずです。
勤務時間は拘束されるけど考え方次第かも
独立するまでに会計事務所に通算で約7年間勤務。
1日のうち9時〜18時までは、事務所の仕事があります。残業があれば+α(アルファ)。
この時間が拘束されるのは、給料をもらっている以上は仕方ないかなぁと思っていました。
でも途中で気づきました。
時間は拘束されても、何から何まで事務所の型にハマる必要もないなぁということに。
そこでやり始めたのが、独立する将来に向けて武器を磨くことです。
いかにして勤めながら武器を磨くか?
事務所に勤務しながらできる範囲で武器を磨いていました。
勤務していたときも、将来、独立するときのため役立つかと、TACのFPの講座に通ったり。
事務所で昼ご飯を食べた後のスキマ時間40分くらいを使って、近くの公園のベンチでFPのテキストを読んだりもしてました。
公園の前を通る方には、「いつもベンチにいるなぁ。」なんて思われていたかもしれません。(笑)
そのほかに将来の独立のためにできたことは、例えばこういったことです。
弥生会計のデータインポート
レシートを見て1つずつ入力するのが、苦手でした。
そこで、ネットで検索して、売上のデータがあるお客様については、Excelでインポートをするようにしました。
1つできれば、応用して他にも使えます。
結果的に仕事を通して武器を磨くことができました。
これが独立後の仕事の効率化につながった、はじめの一歩です。
パワポでの決算資料作成
それまでパワポを使ったことがなかったものの、将来は話す場面も出てくるだろうと思い、知多市の開催したパワポの1日研修に参加。
その日、周りの方はアニメーションや音楽を使いまくっていて、「そんなこともできるんだ〜」と圧倒されました。
(今となっては、アニメーション、それほど必要だとは思いませんが・・・。)
そのアウトプットとして、お客様に説明する決算資料やプレゼン資料はパワポで作成するようにしていました。
あと、ソフトバンクの決算プレゼン資料は、お手本としてよく見ていましたね。
プレゼンのスキル
お客様を訪問していれば、話すスキルも磨かれます。
ただ、人前で話をした経験はゼロでした。
将来、人前で話すこともあるかも・・・と思い、とある休日に大府市の主催するプレゼンのセミナーに1日参加。
2〜3時間でしたが「視線をどう動かすか?」などといったことも学べました。
そのあとお客様と話をしたり、提案するときにはここで教えて頂いたことを試したりも。
まぁ、これからも磨く必要があるのですが・・・。
今やっている仕事だけが仕事なのか?
多くの会計事務所の仕事が会計入力や申告書の作成の仕事をしているとしても、自分もその仕事しかやったらダメだというわけではありません。
セミナーで話をするなどはすべての会計事務所でやっている当たり前の仕事ではないですし。
デザイン事務所でもデザイン以外の仕事をやってもいいでしょうし、工事業の方がスキルアップセミナーをやってもいいはずです。
今あるものがすべてじゃない、型にハマらない考えが必要でしょう。
前述したものは、どれも独立した現在も活かせています。
ただ、サビないようにしないといけないですけどね。
自分が分岐点に来たときのことを考えて、たとえわずかでも将来のためにできることをやってみましょう。
あ、プレゼン資料はこちらの書籍の内容、けっこう研究しました。プレゼン資料を作りたい人にはおすすめです。
【編集後記】
昨日はお客様訪問。前期よりいい感じの業績。今後のプランなども聞かせて頂き、いろいろ話ができました。その後ブログ。昨日は十五夜でしたので家族みんなで月を眺めながらお餅を頂きました。
とある対応