見直しは定期的にするべきです。
そのためのアンテナは高くしておきましょう。
入口だけでなくその後の見直しも必要
世の中には、いろんなモノやサービスがあります。
そのいろいろあるモノやサービスの中で、自分が気に入ったものを購入したり契約したりするわけです。
最初に購入するとき、契約するときには、自分なりにいろいろ調べてそれなりに労力がかかるもの。
場合によっては、大きなお金を払うこともありますからね。
大事なのは、買ったり、契約をした後のこと。
入口はよくよく考えるものの、その後はそのまま何もしていなかったりします。
ただ将来は、その後をどう見直すかでどのようにでも変わります。
車も定期的に車検など点検をすることになっていて、問題のある箇所はないかどうかディーラーなどが確認してくれます。
それがなかったらもっとたくさんの故障が発生するかもしれません。
住宅ローンも契約時から30年以上の長期の契約です。
一定のタイミングで、借り換えなどができればキャッシュフローも変わってきます。
PCも買ったときは問題なく素早く処理できるものの、1〜2年もすると動きが遅くなります。
税金計算上の、法定耐用年数は4年ですが、正直そこまでもたないことが多いのではないでしょうか。
自分のパフォーマンスが最大限に発揮できないと感じるなら、新しいPCの購入を検討するべきです。
「去年、買ったけど、社員の退職で使わなくなった車があるなぁ。どうしようか。」と言うのなら、思い切って売却も視野に入れてみることもひとつです。
定期的な見直しをすることで、リスクを回避できたり、改善できることもあります。
見直ししないとずっとそのまま
見直しは、誰かがしてくれるものもあれば、誰も提案してくれないものもあります。
例えば、車の点検はディーラーの方がたいてい声をかけてくれるでしょう。
一方で、銀行借入の条件の見直しは、こちらから言わないとそのままになっていることが結構あります。
借入時から業績がよくなっていても、金利は高いままだったりします。
実際はもう少し条件改善ができるのに、流れに身を任せていると何も変わりません。
自分から積極的に見直しをしてみることが大事です。
かく言うわたしも借入れをしています。先日、金融機関の担当者の方と話し合いをして、条件も見直しして頂けました。
自分から言わなかったら、はたして見直しされたのか、あるいはどこまで見直しできたかはわかりません。
また、事業の固定費にも、契約当時は必要だと思ったけど、今やほとんど利用していないものもあるかもしれません。
現状の見直しをするために、自分から動いてみましょう。
見直しをするために現状と比較してみる
見直しをするにしても、なかなか判断ができないものも。
数年もすれば、新しいサービスが登場していることも少なくありません。
格安SIMなど登場している通信の世界などはまさにそうでしょう。
新しいものと現状と比較してみるのもひとつです。
必要な情報をネットで調べてみる、雑誌や専門誌を買って研究してみるといったことは、おすすめです。
わたしもスマホを格安SIMにしたとき、PCをMacにした時にはいろんな情報を集めました。
同じように、事業の数字も月別の推移を見たり、前年との比較をしてわかることが多いです。
1ヶ月分の数字だけを見ていてもよくわかりません。
比較して、はじめて気づくこともたくさんあります。
【編集後記】
昨日は名古屋は大雨で地下鉄にも浸水があったり、グランパスの試合も途中で中止という異常事態に。かなり大変だったようです。私は幸いにも名古屋には出ていなかったのでよかったのですが、勤務時代だったら確実に影響を受けてましたね〜。^^;