仕事のお金とプライベートのお金
きっちり分けるなら事業用の通帳はつくるべきです。
仕事のお金とプライベートのお金
フリーランスが事業をする上で、きっちりしておきたいのはお金のこと。
事業用のお金とプライベートのお金がごちゃ混ぜになっていたら、利益はわかっても、事業によってお金が増えているかどうかよくわかりません。
間違いも起こりやすくなります。
事業用の通帳をプライベート用の通帳とは別につくっておき、事業のお金のやり取りは、すべてその口座に集中させるのがおすすめです。
そうすれば趣味の出費と経費の支払いが一緒の通帳に出てくるといったことがなくなります。
クレジットカードも事業専用のものを作っておけば、プライベートのものと事業用のものを分ける必要がありません。
クラウド会計で連携し、登録する時にも楽です。
生活費はどうするの?
事業用の通帳とプライベートの通帳を1つにしていたから、いつでも好きなときにお金を出せたのに・・・。
これから生活費はどうしたらいいの?と思われるかもしれません。
生活費は事業用の口座から毎月1回、「決まった金額」をプライベートの口座に振込みをするのがおすすめです。
この「決まった金額」には、意味があります。
毎月、何回も引き出しする、引き出し金額もバラバラであれば、手間もかかることはもちろん、毎月の月別の推移を見たいときに比較をしにくいものになります。
通帳だけ見ても、「お金が増えているか、減っているか」がパッとわかる状態にするためにも、毎月決まった金額を生活費として振込みすることはおすすめです。
これが毎月バラバラでは、利益が出ていてもお金が増えているかどうかがわかりにくくなるでしょう。
現金の精算は?
通帳はキッチリ分けたものの、現金で引き出した途端、事業用とプライベート用とゴチャゴチャになります。
現金はできるだけなくすべきです。
とは言うものの、ゼロはなかなか難しいところ。
お財布を事業用とプライベート、別々に持つというのは、現実的ではありません。
その代わり、あとでキッチリ、事業用とプライベート用を精算しています。
例えば、駐車場代をポケットマネーで支払ったら、
通常は 旅費交通費 500 /事業主借 500 と普通はするのでしょうが、
あえて、旅費交通費 500 /ポケットマネー(未払金のイメージ) 500 と仕訳して、他の経費も同様に。
月に1回、ポケットマネー(未払金のイメージ) XXX / 預金 XXX と仕訳して、プライベートの口座に送金して精算します。
立替金の精算と同じようなイメージです。
「自分で自分に未払金?」って思うかもしれませんが、事業とプライベートをわけているからこそ。
ただ、これであれば現金も事業用プライベートで区別することができます。
誰に見せるわけでもなく、迷惑をかけるわけでもなく。
年末までに精算してゼロにすれば、青色申告決算書には載らないし、残高が残って気になるなら、いったん年末で適当な科目に振替えて、翌年にまた戻したりすればいいでしょう。
事業とプライベートをキッチリ分けることが、わかりやすい数字での現状把握にもつながります。
【編集後記】
昨日はオフ。夕方には暑かったのですが、味噌煮込みを食べたくなり、みんなで食べにいきました。さすがの味です。
予想していたものの、マンチェスター・ユナイテッドに長く在籍していたルーニーのエバートン復帰はちょっとした衝撃でした。確かに最近の出場試合数は少なかったものの、どんな名選手でも別れはありますね。当たり前のことですが。大好きだった1990年代のMan.Uとはだいぶ変わりました。カントナやベッカム、スコールズのプレーまた見たいな〜。