今日、平成28年12月16日は税理士試験の合格発表の日
それぞれの受験生の1つの結果が出ることになります。
運命の合格発表
税理士受験生にとっては、1年で緊張感のある日が2回あります。
1つは税理士試験の本試験当日、もう1つがこの合格発表の日でしょう。
特に合格発表の日は本試験後に4ヶ月近く待ったあとでやってきます。
実は合格しているかもしれないのにボーダー以下だと、合格していると思いこんでいていても、内心は不安だったりすることも。
全力で勉強し、この日でめでたく税理士試験に合格した人は、今度は税理士登録です。
独立するのか、勤務にするのか、その方向性も検討していくことになりますね。
今回いい結果がでなかったとしても
全力で勉強したけど、残念ながらいい結果がでなかった人は、その結果だけで見ないことです。
と言ってもすぐに切り替えられるものでもないのでしょうけど。^^;
きっと実力はあったはずです。でもこの試験には運も影響します。
私も解答解説会のボーダーラインを大きく超えて、合格していると思った2回目の法人税が不合格でした。
最終的に試験委員に嫌われたんだなと整理しました。(笑)
今以上に優秀な税理士になるためのチャンスを得たんだと時間を整理しましょう。
まぁ、私も当日は落ち込みましたね。翌日にはなんとか切り替えましたけど。
税理士試験を経験すれば強くなれる 成長できる
税理士試験。
まさに税理士の資格を取得するための試験ですが、それ以外にも効果をもたらしてくれます。
各科目の合格、そして5科目合格を経験すれば、1つのことを成し遂げたという達成感や成長を感じることができます。
それは自信にもつながります。
また、全力をかけて挑んだのに残念ながらいい結果がでなかったとしても、最終的に結果を出すためにはそこから立ち直る必要があります。
その結果、メンタルを強くすることができます。
その経験は今後仕事をしていく中でも、必ず生きてきます。
私自身は不合格になったとき、特に1年目は相当落ち込みましたが、時間の経過とともに「将来のためにもう1回やっておけ」と言われているんだなと整理していました。
特に法人税は3回受験しました。
でもその3回受験の経験は、今確実に生きていると感じます。
あとは、読書をしなかった私が税理士試験を経験したおかげで読書をすることができるようになったことも付け加えておきます。(笑)
そうした点で人間的にも成長できるのがこの税理士試験の経験です。
「税理士試験を受験している頃は1年が大きいと感じるかもしれないけど、後で振り返れば点のようなものだ。」
「この試験は努力の量が多い人から順番に合格していく試験です。」
こういった言葉を支えにして、税理士試験に合格することができました。
【編集後記】
結果の出た人もいれば、いい結果が出なかった人もいて、今日はある意味デリケートな日なのかもしれませんが、今日だからこそ伝えられることもあるかと思いネタにしてみました。