人前で話せるようになるために私がやってみたこと、意識していること 

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昨日はセミナーの講師をさせて頂きました。

 

目次

私のセミナー講師の経験

もともとは人前で話すのが得意でなく、独立前は数回しかやったことがありませんでした。

税理士としてはおそらく少ない方でしょう。もっと多い方はたくさんいらっしゃいます。

例えば、先日セミナーに参加させて頂いた井ノ上さんは毎月1回以上のぺースでセミナーを開催されています。

平成28年6月24日で176回を数えるそうです。本当に驚異的な回数で頭が下がります。

 

ちなみに私がこれまで人前でお話をさせて頂いた機会は、独立前は数年間の累計でもわずかに3回でした。

例えば、こんなところで話をさせて頂きました。

TAC税理士試験官報合格者セミナー 『合格の秘訣は諦めないこと』2013/12/21

 

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FP SG(スタディグループ)勉強会 「贈与を学ぼう」 2015/5/19

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ちなみに独立してからは、色々お声掛けを頂き、昨日で6回目でした。

お声がけ頂き、聴いてくださった方には心から感謝です。これからも機会があれば積極的にやっていきたいと思います。

人前で話すことが得意でなかった私ですが、これらの機会を頂くまでに何もしていなかったわけではありません。周りのFPの方がセミナー講師をしていたので、それなりにできるようにしておかないといけないなという問題意識はありました。

これまでわたしがやってきたこと

これまで私がやってきたことを挙げてみたいと思います。これからセミナー講師をやる方の参考になればと思います。

1.プレゼンのセミナーに参加した

最初は経験者から学ぶのが近道です。実際にセミナー講師を何度も経験されている方の地元大府市が開催していたセミナーに参加しました。

そこでは聴衆者にアイコンタクトする「奥・奥・斜・斜」などの目線の運び方やポイント列挙は3つまで(マジックナンバー3)などといったノウハウを教えて頂きました。

あとは自分が参加させてもらった別の内容のセミナー講師の話し方を参考にもさせて頂いてます。

2.PowerPointの作成セミナーに参加した

最初のセミナー講師をやる半年前くらいに小学校の先生が開催してくれた1日セミナーに参加しました。それまで私は全くPowerPointを使ったことがありませんでした。

この1日セミナーに参加したあとは、当時勤務していた会計事務所でもお客様への説明資料でPowerPointを使うなどして、1年後にはある程度使えるようになりました。

このスキルは結果的に今でもすごく役に立っています。

3.上場企業の決算報告資料を参考にした。

上達するには先ずは真似から入るのが一番効率がいいと思います。いろんな企業の決算報告を見て、実際に作成してみました。

特にソフトバンクの資料は何年分も何度も見て自分なりに研究しました。

 

作成のイメージを捉えて、自分のアイデアが出やすくするためにも見てみることをお勧めします。イメージも何もなければアイデアを出すことは難しいでしょう。

プレゼン資料は作成に結構、時間がかかりますが、スキルが増えると思えばこれも時間投資の1つだと考えています。
私の場合には自分が伝えたい事はできるだけスライドに入れるようにします。
話すことに意識を持って行かれて肝心なことを伝え忘れないようにするためにです。

でも「ワンスライド・ワンメッセージ」で出来るだけ伝わりやすくする。

 

そういったことは今でも意識して作成しています。

プレゼン資料作成の書籍も見たりしました。特にこちらの2冊は私の資料作成にすごく参考にさせて頂きました。

4.話が上手な人とできるだけ話をする

これは結構効果が高いと感じています。周りにいる話が上手な人とできるだけコミュニケーションを取ることです。特に自分と同じ側で相手に話をしているのを聞いたり自分もはなしたり、ということを続けていると知らず知らずにアプローチしやすくなっていました。

手を動かしたり、相手の話を聞くことに徹したり、というのを見ながら気づいたら自分もやっていたなんてことも。これは自分でも大きかったと思います。

周りに話が上手な方がいれば是非できるだけコミュニケーションをとってみてください。

5.セミナー講師の書籍を読む

セミナー講師の方が出されている書籍にはノウハウがたくさん詰まっています。

これらは何度も目を通しました。特によかった2冊を紹介しておきます。

セミナー講師の教科書
受講生がほとんどセミナー講師未経験者ということで読み始める時に
ハードルが下がり、シナリオ構成、話し方やパーソナルブランドの構築法まで
教えてくれています。

 

6.実際に声を出して、手を動かして練習してみる。「ひとりリハーサル」もオススメ

私の場合には資料だけ作成して、いきなり本番で自分の思っているとおりに進行するとは思えません。

(話すことを忘れたりしないかとか、どのタイミングで余談をするかなど)

やっぱり話をするためには、実際にデモでやってみる必要があると思い、仲間に実際に聞いてもらったり、事務所で誰も居ないときに「ひとりリハーサル」をやったりしました。

特に聞いてもらうと、ちょっと話すのが早いとか、話がわかりにくいとか、資料の改善点などが見つかります。「ひとりリハーサル」の場合でも改善点が見つかったりします。

人前で話すのが苦手な方は本番前には是非やって頂ければと思います。

私が本番で実際に意識してやっていること

私自身は人前である程度は話せるようになってきましたが、正直まだまだです。

でも一番大事なことは、人前に立って話をする勇気を持つことと、経験を重ねていくことだと思います。

どんなことも失敗を恐れずに挑戦するのみです。そんな気持ちで毎回望んでいます。

私が毎回お話をさせていただく際に、意識していることがあります。

それは次の3つです。

  1. できるだけ全員と目線を合わせるということ
  2. 質問をして聴き手を引き込むということ
  3. さらに小ネタを入れて笑いを取るということです。

これを実践するだけで場がかなり和んで、やりやすくなります。

ただ小ネタで笑いを取れるかどうかはその時の運次第です。(笑)


【編集後記】
昨日は午前中はセミナー資料の確認。午後はセミナー講師の仕事をさせて頂きました。
帰りに本屋に寄って、書店を数軒巡ってなかった井ノ上さんの新刊をついに入手できました~。早速読んでみます。

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