愛知県半田市にあるミツカンミュージアムに行ってきました。左の建物がミツカンミュージアム、そして正面の建物がミツカンの本社です。どちらも黒色系の建物です。
ちなみにミツカンの建物の景観に合わせて、市役所も黒色系です。
市民病院までは景観を合わせることができなかったそうで、これは小ネタでしょうか。
ミツカンミュージアムとは
ミツカンミュージアムは2015年11月8日にオープンした体験型の博物館です。
入口はこのような感じです。デザイン性もとても高く、予想以上に創意工夫がされていました。「MIMのマークデザインしたのは佐藤可士和さんかな?」と思い、ネットで調べてみると佐藤卓さんでした。
佐藤卓さん、ネットで調べてみると「明治おいしい牛乳」や「カラムーチョ」のパッケージをデザインされている方でした。「やっぱりデザインはすごく大事だな~」と改めて感動!
ちなみに(MIM:ミム)のマークは(MIZKAN MUSEUM)の愛称だそうです。
このマークで半田工場の屋根が連なる様子も表しているそうです。名称は社員募集で2,839通の応募の中から決まったそうです。
あとミツカンのマークといえば三本の線の下に丸のマークです。知らなかったのですが、家紋からヒントを得て、3つの線と1つの環(かん)でミツカンだそうです。意外にもシンプルな答えでした。(笑)
ブリジストンの石橋さんを思い出しました。簡単な情報を記載しておきます。
案内開始時間
9:30~30分ごと(最終15:30)
休館日
木曜日、お盆期間、年末年始
ツアー所要時間
70分~90分(最後の体験エリアにどれだけいるかによります。)事前にトイレに行っておいた方がいいです。
場所
いざMIM内部へ潜入
入口の自動ドアがゆっくりと開き、中に入ります。
中に入ると空間性の高いフロアが待っていました。
MIMの見学は完全予約性になっていて、電話またはインターネットで予約することができます。(団体の場合には電話のみ)
当日は13:30から予約をしていて、皆が今や遅しと入場を待っています。
ちなみにその後の時間もすべて「満員」でした。予想以上に人気高いですね。
中にはとてもデザイン性の高い空間が待っていた
中には歴史、映像、資料等の様々な工夫がちりばめられていました。
勉強になったことをいくつか挙げておきます。
・ 酢は酒粕からできていて、熟成まで長いと3年間寝かせる
・ 創業者は初代中野又左衛門(造り酒屋)
・ 江戸の握り寿司ブームがあった。(寿司ネタはかなり大きめ)
・ 創業(江戸時代)より213年目である
・ 昔はビール事業にも(丸三麦酒、カブトビール)
・ 明治時代には銀行を経営していたらしい(中埜銀行)
・ 今は納豆も製造「金のつぶ」
・ 江戸時代は船で酢を運んでいたため、荒波の中で運ぶこともあり、正に命がけだった。
是非、一度行って体感をしてもらえればと思います。
「味ぽんスタジオ」をやってみた
最後の「光の庭」にいくつかある体験コーナの1つ「味ぽんスタジオ」をやってみました。
200円で味ぽん®を購入して、中で記念撮影します。
これが世界で1つだけのラベルです。そして味ぽん®です。(笑)
どちらかお好みのシールを味ぽんの瓶に巻き付けたら
何と!世界で1つだけの「味ぽん®」が完成です。これから「味ぽん®」を購入したら、入れ替えして容器はこれでいきたいと思います。(笑)
作った後、思わず鍋が食べたくなりました。もうすぐ夏なのに・・・。
大人でも楽しめます。一度は行く価値ありです
感想ですが、正直、予想以上によかったです。単なる歴史資料館ではなく、デザイン性の追及や楽しめるアイデアも満載でかなり洗練された内容でした。雰囲気は横浜のラーメンミュージアムを思わせる感じです。
ガイドさんが付いてくれますが、かなり説明は上手でしたし、体験ではりんごなど3種類の酢のドリンクを試飲できます。同じツアーで20人弱の方がいましたが、結局、一番最後までいました。(笑)
終わったらショップがあり、こんなものを購入して帰りました。
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【編集後記】
そんなわけで昨日はミツカンミュージアムに行ってきたのですが、ブログのネタにしようと、ガイドさんの話をいつも以上に真剣に聞いたり、写真もいつもは撮らないシーンまで撮ったり新聞記者になった気分でした。
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